ネタでメタろう@Debbeg’s blog

「作業のような10勝より笑える1勝を」をテーマに、遊戯王デュエルリンクスでネタデッキの可能性を追求していこうというブログです。*当ブログにおける裏アルゴリズム、裏設定の検証は全てネタですので、信じないで下さい。

KC終わって

結局、デッキはまったく変えずいじらずで、勝率は五割という結果でした。その結果自体には、誰も興味ないと思いますけど、その過程で垣間見えた裏アルゴリズムについて分析しておこうと思います。デッキをまったく変えなかったのは、この裏アルゴリズムが見えたからというのもあります。簡単に言えば、地獄モード転落・脱出のトリガーと、おなじみ負けルーチンの処理内容ですね。

今回、特に連勝と連敗が多かった印象です。で、大体、体感として見えたのが、五連勝で地獄モード転落というトリガーですね。ただ、脱出は単なるゲーム数かもという感じもあります。意外と事故耐性が高かったために、地獄モードでも逆転勝ちを拾うことはあり、連敗の方が少なく、そこから考えると、地獄モード転落トリガーも四連勝というのもあると思います。

地獄モードに落ちると、負けルーチン発動となります。負けルーチン第一形態は、実装済みのスキル、ドローセンス・ハイレベル、もしくは魔法罠という、不利に働く可能性が高いスキルを勝手に発動するというものです。今回、実際に、初手から全ドロー魔法罠というのをくらいました。カナディアが入っていたので、かなり粘れたので、手持ちの魔法罠、全部引ききりました。つまり、デッキは前半と後半で魔法罠とモンスに完全に分かれた状態だったということです。

第二形態はかぶりドローです。リンクスでは基本的にカードはかぶらない方が有利です。地獄モードに入ると、かぶりが増えます。初手からドロー二回で、三枚セットが二組とか喰らいましたし、初期手札がツーペアというのも多いです。

そして今回、第三形態の存在を疑いました。デッキは最低でも20枚ですが、デッキデスデッキと当たらない限り、最後まで引ききることはありません。つまり、デッキの底に沈んだカードは、サーチで持ってこない限り、手つかずで終わります。このラスト5枚ぐらいのゾーンにどんなタイプのカードを押し込むかで、敗率はかなりコントロールできます。たとえば、三枚差しカードを各種一枚ずつ入れていくと、敗率はさがり、一枚差しの強力カードを入れれば、事実上の封印になり、敗率が上がります。

これらの負けルーチンを各種駆使することで、運営はかなり勝敗をコントロールできます。何のために? 私は以前は、課金の差が勝敗に直結しないよう、波、もしくはバラツキを持たせることで、プレーヤー全体がある程度楽しめるようにするためと考えていましたが、今回のKCで見解を修正しました、というか、KCでは別の目的でやっていたのではないか、と考えています。

今回のKCに関しては、課金者優遇が基本方針だったのではないかと見ています。なぜそうなるか?それは生存境界を駆使した新型恐竜デッキの存在です。これはゾネスに次ぐ、新たな無課金の星です。バランスを崩すほどの優遇ぶりで、重課エースデッキ新六武を出してきたのに、それが恐竜に負けたら商売にならないですよね。本来は、生存境界の動作を調整するだけでいいと思うんですが、そうはなりませんでした。そのかわり、裏アルゴリズムを駆使して、恐竜を制すと。

自分は無課金なので、これは実体験に基づくものではありませんが、無課金には地獄モード適用制御がある一方で、課金組には課金の状態に応じて、一定程度の優遇、たとえば微課金なら、課金から一定時間、地獄モード適用がロックされ、廃課金では地獄モードなし、さらには天国モード(無条件でバランスを常時発動など)も、といった調整がなされていたのではないかと推測しています。

そのような裏読みに基づき、デッキ調整は無駄と考え、そのまま検証プレーを続けたわけです。このデッキ、実際、六武、ネフユベあたりには五分以上の戦いっぷりで、けっこう上がれるかもと思いましたが、ある程度勝つと、ドローが腐り始めてたたき落とされるというのを繰り返しました。でも、地獄モードのルーチンを考えると、どうカードを入れ替えても、とても対応できません。なので、勝ち上がることは早々に諦め、観察の焦点をむしろドロー制御の方に絞って対戦を続けてみたというわけです。

環境をそれなりにメタれるデッキとしては、このデッキ、改めて面白いと思います。虫野郎ラバゴゾネスだけは、相性悪いですが、勝ち筋がいくつもあるので、それほど相手を選びません。ほとんど対戦なかったので、対バスブレの相性はわかりませんが、カモられるほどではないと思います。自分はネタに戻るので、またしばらくお蔵入りですが、面白そうだと思ったら、どうぞお試しください。入手のしやすさや女王蘇生に使える利便性などから、意地三積み、強化蘇生なしという攻め100%型構成もいいと思います。

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